入院(緩和ケア)について

愛和病院は2007年11月には病棟を新築し、48床の入院病床はすべて緩和ケア病棟になりました。
緩和ケア病棟というのは、その名のとおり、入院して緩和ケアを受けるための病棟です。
悪性腫瘍(がんなど)や後天性免疫不全症候群(AIDS)などの、患者様となります。(そのため、緩和ケア病棟の対象ではない方は原則お受けできません)

愛和病院の緩和ケア病棟では、ご本人あるいはご家族が緩和ケアを目的とした入院を希望された場合に、入院して緩和ケアを受けていただくことができます。

また、家にいながら緩和ケアを受けたい方のために、「訪問看護ステーション愛和」と「居宅介護支援事業所」と連携したり、他の訪問看護ステーションや事業所と連携したりして、在宅医療を行っています。

緩和ケアとは

がんは、日本人の死因で最も多い病気です。現在、3人に1人ががんで亡くなっています。このように身近な病気になった、がん。あなたの大切な方も、がんで悩んでいるかもしれません。
がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」とは、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛を和らげるための医療です。
あなたの大切な方のためにあなた自身のために。

入院を希望される方へ

医療連携室へご相談ください。事前にご連絡いただければ、相談をお受けできる日時をお答えいたします。

面会について

面会時間の制限はありません
※ただし、コロナ禍のため、一部面会制限があります。

費用について

高額療養費制度に基づき、ご加入の健康保険から発行される「限度額適用認定証」のご提示により、病院での窓口負担額(保険適用分)については一定の額までとなります。
限度額適用認定証はご加入の健康保険へ申請いただきますと交付されます。ご入院の際には事前に交付を受け、ご入院当日に保険証などと併せてご持参ください。(75歳以上の方は申請の必要はありません)

自己負担限度額は前年度の所得に応じます。
詳細はご加入の健康保険者へお問い合わせください。窓口負担額(保険適用分)が自己負担限度額に達しない場合は、お支払い額は変わりません。
入院時食事療養費や特別室使用料等の実費負担分については高額療養費制度の対象にはなりません。

室料差額

トイレ付きの個室に限り、1日6,600円(税込み)の差額ベッド代がかかります。

諸経費
  • 患者様のパジャマ代 1日77円(税込み)病院から借りる場合
  • オムツ代
  • テレビ、冷蔵庫のプリペイドカード 1枚1,000円
    ※プリペイドカードの精算機は1階にあります。
    ※領収書発行はできませんので、ご了承ください。
  • インターネット使用料 1か月1,500円
  • 各文書代/その他費用
    死亡診断書 5,500円
    処置費用  3,300円
    浴衣代(病院の物を着用する場合)3,000円

入院自己負担額例

付添いにかかる費用
  • 食事代 1日につき1,650円
    ※ただし1食でも一律1,650円となります。
  • 寝具代 1日1組220円(クリーニング代として)
入院費のお支払いについて

医療費は毎月1回の請求です。月末までの分を翌月10日頃に請求いたしますのでその都度お支払いください。退院の際は当日までの分を退院時に請求いたします。(土日祭日退院の場合は休前日。)お支払いの上ご退院ください。ただし、治療内容等によっては退院時に請求書がお渡しできない場合がありますので、その際は後日郵送いたします。10日過ぎに医事課受付でご用意しております。

お支払いは、現金のみとなっております。